ニュージーランドの生活費を知りたい
ニュージーランドで快適に生活するにはひと月どれくらい生活費がかかりますか?
ついでにリアルな収入も聞いてみたいな。
海外生活で困らないために今から出来ることを知りたい!
今回はニュージーランドで生活する為の費用について解説します。
ニュージーランドの生活費は日本よりも高いです。
生活費が高い理由は、第一に家賃の高さが挙げられます。
100均などもないため(注:ダイソーなどは一応ありますが1品$3.5と高い)ちょっとしたものを買うだけで結構な出費になるのも理由の1つです。
また「安さ重視」で買い物をすると「壊れやすい」「ありえないくらい質が悪い」等トラブルが多く、結局買いなおす羽目になります。
- ニュージーランドで快適に生活するための生活費は?
- ニュージーランドの一般的な収入はどれくらい?
- 移住貧乏を回避するの2つの方法
今回の記事では「ニュージーランドで日本の生活水準を維持するための生活費」について掘り下げています。
ニュージーランド移住にかかった費用に関しては『【ぶっちゃけます】ニュージーランド移住にかかった費用の内訳を公開』で書いていますので、そちらもあわせてどうぞ。
ニュージーランドで快適に生活するための生活費は?
冒頭でお伝えした通り、ニュージーランドの物価はとても高いので、必然的に生活費も高くなります。
我が家は夫婦2人で毎月約NZD4,300ほど掛かっています。
生活費の中でも大きな割合を締めるのが、家賃です。
現在ニュージーランドでは家の価格が高騰しており、賃貸物件の家賃も年々値上がりしています。
オークランドの相場では3ベッドルームの家を借りた場合、家賃は週に$500~600が平均です。(参考:Barfoot & Thompson Ltd)
また、冬になると野菜の値段が高騰するので、ダイレクトに食費にひびいてきます。
食費に関して気になる方はニュージーランドの大手スーパー「Count Down」のページから野菜や肉などの値段がチェックできるので、興味のある方は下記からご確認ください。⇓
↑左上の「 BROWSE」から色々確認できます
我が家の生活費(夫婦2人)
参考までに、筆者の生活費を公開します。
筆者は3ベッドルームの一軒家に夫婦2人+犬1匹で住んでいまして、毎月の生活費は大体NZD4,300程かかっています。以下内訳になります。
- 家賃:$
440460/ 週
※毎年10ドル程値上がりしています - 水道・電気代:約$160/月
(水道$30/ 電気$130) - インターネット:$100/ 月
- 携帯x2:$40/月
- 食費:約$750/月(旦那の昼代込)
- ガソリン:約$100/月(車2台)
- 医療費:約$250/ 月
- 趣味(服・交際費):約$500/ 月
- 雑費:約$150/月
- 車維持費約$200/月
- 医療・生命保険:約$170/月
合計$4,250
上記が我が家の平均的な出費です。
上記の前提として
- 地方都市に住んでいるので、オークランドより家賃は安め
- 飲酒をしないので、酒代が含まれていない
- 週2度の外食
- 車は2台所有
- 医療費(歯医者含む)や保険、車の維持費は前年度分を12分割して算出
特に節約はしていませんが、別に贅沢もしていない標準的な暮らしぶりだと思います。言い換えると、日本での生活水準と同じくらいと言えます。
節約をすれば、もっと安く済ませることも出来ると思いますが、これ以上生活レベルを落とすと幸福度が下がるので、ここはあくまで「ニュージーランドで日本の生活水準が維持できる生活費」のサンプルとしています。
ニュージーランドの一般的な収入はどれくらい?
ひと月にかかる支出が大体わかったところで、「ニュージーランドの平均的な収入はどれ位なの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
ニュージーランド政府の調べでは2017年のニュージーランドの平均年収は約5万ドル($49,868)だそうです。(参照:Stats NZ)そこから所得税、Kiwisaver(任意の年金)を引かれるので手取りで年間約4万ドルになります。
「それじゃ、生活費が全然たりないじゃないか!」と思われるかもしれませんが、ニュージーランドでは共働きが一般的でなので世帯収入は2倍になります。
ただし、以上はあくまでニュージーランド人の例です。
多くの移民は、平均給料以下の収入で生活していることが多いので、ニュージーランドの収入と支出のバランスは厳しいのが現実です。
言い換えると「ニュージーランドで日本の生活水準を維持するのは難しい」です。
「じゃあどうしたらいいの?」と思いますよね。
正攻法で行くなら、専門スキルを身に着けてプロとしてバリバリ働くのが良いと思います。
しかし、正攻法は時間と労力がかかりますので、仕事を抱えた状態で行うのは大変です。
次の項目では、海外在住者が副業で稼ぐアイデアをご紹介しています。
賃金を上げるのは大変ですが、副業で毎月数万程度稼ぐのはわりと現実的です。
「時間はあるけどお金がない」という人は、試してみて損はないと思います。生活に余裕を持たせたい方は参考にしてみてください。
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移住貧乏を回避するの2つの方法
移住貧乏にならないために、2つのことを提案したいと思います。
カギを握るのは、直接永住権を狙う人ではなく、その配偶者やパートナーです。
もし、旦那さんがメインでビザ取得を目指すのであれば、奥様は今すぐ下記のことを始めましょう。
- 今すぐブログを始めてマネタイズする
- フリーランスとしてネット経由で仕事を受けられる体制を整える
一つずつ解説します。
今すぐブログを始めてマネタイズする
永住権を目指すのが旦那さんなら、奥様の方は今すぐブログを始めましょう。
ブログは今や個人が世界中どこででも稼ぐことが出来る手段の一つです。
あなたのブログでは、後に続く人のために「移住の準備」や「移住の際にやったこと」をリアルタイムで更新して行きます。
ブログをオススメする理由は
- 英語が出来なくても問題ない
- ニュージーランドで働くわけではないので、ビザに縛られず収入を得ることができる
- 更新を停止しても、ある程度の収入は確保できる
などがあります。
また、ブログはやりようによっては毎月何十万も稼ぐことが出来るので、本気で取り組む価値はあると思います。
ブログでどうやってマネタイズをするか、どうやって始めるのかは有益なブログ本を読むところから始めるのが良いです。
ブログを始めるのにすごく有益な本は下記記事↓で紹介しています。
一見、遠回りに見えるかも知れませんが、1番ムダなく正しい道を見つけることができるので、書籍から入るのがおすすめです。
フリーランスとしてネット経由で仕事を受けられる体制を整える
もしくは、フリーランスとして手に職を付けておくこともオススメです。
フリーランスといっても、難しく考える必要はありません。
専門スキルがない人は、とりあえずライター案件から始めてみると良いと思います。
渡航前から始めて実績を作っておくことで、海外にいても仕事を請け負うことが出来るようになるので、収入を増やしたいならやらない手はありません。
下の2サイトは大手で信頼もありますので、フリーランスとしてデビューするのに最適かと思います。
自分の特技を仕事にするならココナラがおすすめです。
悩み相談や占い、似顔絵を描くなどアイデア次第でいくらでもビジネスになりますので、登録だけでもしておくと良いかも知れません。
未来の生活のために、今すぐ出来ることを始めよう
ニュージーランドの生活費や収入と支出について解説させて頂きました。
今回、なぜこの様なトピックを選んだのかと言いますと、ニュージーランドに来てみたら「思ってたより物価が高い!生活がくるしい。こんなハズじゃなかった…」となる人が多いからです。
わざわざ苦しい生活をしてまで、ニュージーランドに居続ける意味がわからなくなり帰国される人が後を絶たない現状。
日本の生活水準を維持しつつ、ニュージーランドで生活するための費用を公開することで、「こんなハズじゃなかった…」という人を減らすことができれば良いなと思っています。
ということで、今回のまとめ
- ニュージーランドで日本の生活水準を保つなら毎月$4,000以上が必要
- 移住を考えるなら、そのパートナーは、今すぐブログを始めよう
- または、フリーランスとしてネットで稼げるようになろう
以上です。
ニュージーランド移住を成功させるカギは英語力です。
英語の勉強法にお悩みの方は下記の記事も参考になると思いますので、チラ見程度でも見ておくことをおすすめします(・Θ・ゞ)
ニュージーランド行き航空券の安値
ニュージーランドへの直行便はニュージーランド航空がおすすめです。
ニュージーランド航空は、 シートもゆったりしていて乗り心地が良いので、11時間の長旅でも疲れが溜まりにくいのでありがたいです。
2020年の「世界で最も優れた航空会社」にも選ばれているので、信頼できる航空会社だと思います。
日本からの直行便は、通常価格だと11万前後ですが、セール時には7万前後まで値下がりするので要チェックです。
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