
ニュージーランドの永住権て一体何がスゴイの?
ニュージーランド移住に興味があるけど、そもそも永住権て何?
永住権を持つメリットとデメリットを知りたいので教えて欲しい。
- ニュージーランドの永住権とは?【一種の滞在許可です】
- 永住権を持つメリット【大きく分けて3つ】
- 永住権を持つデメリット【背負うリスクは3つ】
ニュージーランドの永住権は一度取ってしまえば、永遠に失効することがありません。
「永住権なんだから当たり前でしょ?」と思うかもしれませんが、実は当たり前ではなくニュージーランドの永住権はレアなケースなのです。
オーストラリアなど他の国の永住権は数年ごとに更新が必要だったり、なにかしらの制約があったりします。
また、「ニュージーランドの永住権を持つと日本国籍じゃなくなるの?」という質問をよくされるのですが、「日本国籍をもったまま、永住権を持つことは普通に可能です」のでご安心を。
ニュージーランドの永住権とは?【一種の滞在許可です】
永住権とは
「そもそも永住権てなんなのさ」という人もいると思うので、改めて説明します。
永住権(えいじゅうけん)とは外国人が、在留期間を制限されることなく滞在国に永住できる権利のこと。
出典:ウィキペディア
要は、永住権とはその国に無条件で滞在できるビザです。
わたしたち日本人が海外に滞在するにはなにかしらのビザが必要になります。例えば、海外の学校に通うためには学生ビザが必要になりますし、海外で働くには就労ビザが必要です。
他にも色々なビザがありますが、どのビザもできることに制約と期限があります。
しかし、永住権を取得すればそういった制約や期限がなくなり自由にその国に住むことが出来るようになります。
「ニュージーランドの永住権」について言うと、永住権を持っているとニュージーランド人と同じ待遇を受けることができ、永住権は更新の必要がなく永遠にその権利が続きます。
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ニュージーランドの永住権を持つ3つのメリット【大きく分けて3つ】
それでは、ニュージーランドの永住権を持つメリットを見ていきましょう。
先に筆者の考えを述べさせてもらうと、「ニュージーランドの永住権を持っていて『不利』になる事は一切ない」と思っています。
理由は以下の3点になります。
- ニュージーランドの永住権を取得しても日本の国籍を捨てる必要がない。
- ニュージーランドの福祉の恩恵を自国民と同じ待遇で享受できる。
- 不安定な世界情勢でも立地的に巻き込まれにくい。
これは、言い変えると「ニュージーランドの永住権をも持つメリット」と言えますので、一つずつ解説して行きます。
メリット1:日本の国籍を捨てる必要がない
永住権というのは「居住権」なので、もちろん国籍を捨てる必要はありません。
ただし、ニュージーランドの永住権を持っていれば「日本国籍を捨てて、ニュージーランド国籍を取得したい」と願った場合、簡単に手続きして国籍を変更することも可能です。
国籍を変えることのメリットとしては、ニュージーランドの国会議員になれる権利やオリンピックなどの代表の選手になったりできるそうです。
ニュージーランドの政治家や国の代表選手になる予定がないのなら、今のところ無理に国籍を変える必要はないと思います。
なぜなら、永住権を持っているだけでほぼ自国民と同じ扱いを受けられるので、不便を感じないからです。
メリット2:社会保障や福祉制度をうけられる
ニュージーランドの永住権を持っていると、ニュージーランドの自国民と同じ社会保障や福祉制度を享受することができます。
主なものとして
- 医療制度
- 年金受給
- 失業保険
- 選挙権
- 国籍の選択権
なんかが挙げられます。
その他にも、学校に通うための学費が現地人と同じ料金で通えたり、移民者向けの英語コースに無料で通えるなど細かい恩恵が沢山あります。
移民が多い国なので、無料の通訳サービスもあったりします。
メリット3:リスク回避
ニュージーランドの永住権は更新の必要もなく、永遠に失効しないので、仮に日本に帰国したとしても好きな時に戻ってくることができます。
そして、ニュージーランドに住む限り、福祉の恩恵を受けることができるので、日本とニュージーランド両国の良いとこ取りをすることが出来ます。
これから少子高齢化を迎える日本の福祉はあまりあてに出来ないので、リスクの分散としてメリットは大きいと思います。
また、立地的に北半球から離れているので、もし戦争が起こった場合でも巻き込まれる可能性は低いと思われます。
ニュージーランドは資源も豊富ではありませんので、狙う理由がないとも言えますが…
おなじ意味で、テロの可能性も低いです。
ニュージーランドの永住権を持つ3つのデメリット【背負うリスクは3つ】
ここからは、デメリットを考えて行こうと思いますが、はっきりいってニュージーランドの永住権をもつデメリットが見当たりません。
なぜかというと、永住権を取得しても「失うもの」や「拘束されるもの」がないからです。
「ニュージーランドの永住権を取得するには日本国籍を捨てなければいけない」などの条件があれば、デメリットにもなると思うのですが、今の所そういったものは一切ありません。
ということで、ここでは「ニュージーランドの永住権を持つ」デメリットではなく、「ニュージーランド永住権を取るために支払う対価」をデメリットと捉えてリストアップしてみました。
ニュージーランドの永住権を取得するためのリスクとも言えるので、永住権を目指す方はしっかり理解して挑んでください。
デメリット1:とにかくお金がかかる
ニュージーランドの永住権を取るには、いくつか方法があります。
代表的なところでは、「投資家」「起業家」「技能移民」があるのですが、どれを選んでもとにかくお金がかかります。
投資家は億単位の金額がかかるので、筆者の知るところではないのでスルーしますが、起業家部門でも数千万、そして技能移民でも数百万と考えておく必要があります。
デメリット2:時間がかかる
永住権を申請し、永住権を取得するまで、早い人で2年、長い人で10年以上という人も居ます。
現在は法改正などがあり、条件も厳しくなってきたので、長く居ても永住権をとることができず、帰国する人もいるようです。
ちなみに、筆者がニュージーランドに来て永住権を取得するまで丸3年かかりました。これでもかなり早かった方です。
デメリット3:上記2つをかけても取得できない場合がある
上記の様に、永住権を取得するまでには莫大なお金と時間がかかります。
しかし、実際にニュージーランドの永住権を目指して来ても、永住権取得まで漕ぎ着ける人は本当に少数です。
永住権が取れず日本に帰国する場合、資金と時間をロスしてしまうリスクもあります。
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まとめ
ニュージーランドの永住権のメリットとデメリットについて解説させて頂きました。
まとめてみると、
ニュージーランドの永住権を持つメリットは
日本国籍を捨てずにニュージーランド人と同じ権利と福祉制度が保障され、将来的なリスク回避にもなる。
また、デメリットとしては
ニュージーランドの永住権を取得するまでに時間とお金がかかる。また永住権が取れる保障がない。
こんな感じです。
ニュージーランドの永住権を持つ1番のメリットは「人生の選択肢が増える」と言いうことですね。

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