【ぶっちゃけます】ニュージーランド移住にかかった費用の内訳を公開

NZ生活
ニュージーランドに移住するための費用はどれくらいかかるんだろう?費用の見積もり方とかのヒントも知りたいな。

という人に向けて、今回はニュージーランド移住にかかった費用を具体的な数字とともに公表します。

海外移住の成功率にダイレクトに関わる費用。「一体いくら用意すればいいの?」と悩みますよねー。筆者はとても悩みました。そりゃ多けりゃ良いけども、無い袖は触れませんのでね…

せっかく一大決心を決めて海外に飛び出したのに、移住費用を見誤って『詰み』なんてことになったら切なすぎますよね…(lll-ω-)

そんなわけで今回は、実際にニュージーランドに移住した筆者が、移住完了までにかかった費用を大公開します。海外移住にかかる費用の1つのサンプルとして、これから海外移住を目指す方々の参考になれれば嬉しいです。

この記事を読むとわかる事

  • 移住にかかったトータル費用は約1,100万円
  • 失敗しない移住費用の見積もり方
  • ニュージーランド移住費用の見積もりに役立つサイト

この記事を書いている筆者はニュージーランド在住6年目で、2年前の2016年に永住権を技能移民で取得しました。(夫が笑)

自分たちがニュージーランド移住を考えていた時に、「こんな情報があったら良かったな」と思ったことを公開して、後に続く人のお役に立ちたいと思ってこのサイトを運営しています。

なお、この記事では<わかりやすさ>を重視して、日本円で表記しています。1NZD=80円で計算しています。

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ニュージーランド移住にかかったトータル費用は約1,100万円でした。

ニュージーランド移住にかかったトータル費用

いきなりぶっちゃけますが、筆者夫婦がニュージーランド移住にかかった費用は約1,100万円でした。

注 意
費用は『家族構成』『移住計画』などによって大きく変わると思いますので、あくまでもこれは一つのサンプルとして捉えてください。

また、「なにをもって移住完了とするか」という部分ですが、ここでは夫がニュージーランド国内で専門職(プログラマー)として仕事が決まった時点で移住完了としています。

なぜかというと、プログラマーとしてニュージーランド企業に採用される=永住権申請条件が満たされる(つまり永住権を獲れる)ことと、就職することで生きていくための収入が安定的に入ってくるので移住費用として計算するとややこしくなってしまったからです。

約1,100万円かかった移住計画をざっくり解説

『移住に使った費用』と一口に言っても、「一体何にお金を使ったのか?」知りたいですよね?

大きな出費は主に「語学学校」「IT専門学校」そして「家賃」になります。以下は筆者夫婦が立てた移住計画なんですが、これをもとに計算していくと必要な予算が見えてきます。

移住計画(3年)
  1. ニュージーランド語学学校→1年
  2. ニュージーランドIT専門学校(Level7)→1年
  3. 卒業後、1年以内に就職先を見つける

2018年現在、ニュージーランドではLevel7以上の専門コースを卒業すると1年間のワークサーチビザを取得することができます。これは「ニュージーランド国内で1年間は仕事を探して良いよ」というビザです。

筆者夫婦は、この1年の間に就職が決まらなかったら断念して日本に帰ろうと決めていたので、移住の費用は約3年分を考えていました。

ですので、移住にかける費用の考え方としては、

『新生活を始める為の費用』+『3年分の生活費』+『学校代』+『予備』

といった感じになりました。

実際には、2年と4ヶ月で地元企業に就職が決まったので、移住費用として考えていた予算よりも約半年分(数百万程度)安く済ませることができました。

筆者の場合は計画が短くなったおかげで約1,100万円でなんとかなりましたが、予定通り3年かかったとしたら一体、いくらを見積もったら良いでしょうか?

海外移住はお金をガバガバ使います。

日本にいる間に、還元率の高いクレジットカードを作っておけば、かなりのポイントが返ってきますので必ず作っておきましょう。

高還元率のクレジットカードでおすすめは楽天カードリクルートカードです。

3年の移住計画!移住費用の見積もりは1,300万円!気になる内訳は?

3年の移住計画を立てた場合の移住費用は、ざっくり見積もって約1,300万円程度です。

我が家はもともと3年を計画していたので、約1,300万円程度を予定していました。内訳は下記の通りです。

内訳
  • 語学学校:120万
  • IT専門専門学校:160万
  • 車:100万
  • 旅行保険:25万(サザンクロス)
  • 家賃:450万(週250ドル)
  • 食費:150万(月500ドル)
  • 航空券:30万
  • 3年間分のビザ更新費:10万
  • 予備:300万

TOTAL:約1,300万円

3年間の移住計画の予算は1300万と見積もった我が家ですが、正直これでも結構厳しい印象がありました。

と言うのも、我が家の移住費用の見積もりは『2つの注意点』がありまして

  • 家はフラット(シェアハウス)で家賃が週250ドル以下であること
  • 食費は、月500ドル以下に抑えること

が必須条件になっています。

家賃に関しては、私たちは夫婦2人でしたので、フラットを借りることができました。ですが、ご家族で移住を考えている方の場合、フラットに住むのは難しいと考える方が無難です。

というのも、フラットはあくまで単身者がメインですので、家族世帯の入居を歓迎しているフラットは滅多にないからです。ですので、ご家族で移住を考えているのであれば、一軒家を想定した予算を組まれるのがベストだと思います。

オークランドの一軒家の相場は約500ドル(週)です。フラットと一軒家ではかなり金額に差がでてきますので、ニュージーランド移住の費用を考える時は、そのへんも熟考するポイントになるかと思います。

具体的な家賃の調査の仕方は『Trade me』というサイトが便利です。(詳しくは後述しています)

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失敗しない移住費用の見積もり方

ニュージーランド移住のアイデア

海外移住を成功させるために、移住費用を正しく見積るポイントをご紹介します。

  • 移住計画の年数を決める
  • 予算を組む時は、現実的な数字で組む
  • 過度な節約ありきの予算は要注意

移住戦略を決める

まずは、「移住計画の年数を決めること」これが一番大切です。

移住計画を練る場合、ゴールまで期間をしっかり決めることが大切です。期間は人によって様々だと思いますが、長く時間をかけすぎると費用だけやたらかかりますし、短すぎても失敗に終わる可能性があるかと思います。

無難なのは2年~3年を目安とする移住計画かなと思います。

また、語学学校で英語を習得してから専門学校に行く場合、英語の習得が遅れれば遅れるほど無駄に期間が伸びてしまいます。

仮に1年と決めたなら、死ぬ気で予定までには習得しましょう。

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もう一つ、大切なことですが、移住にかける費用の他に、もし駄目だった時のことを考えて「日本でやり直す為の予算」も残して置くことが大事です。

移住にかかる費用の計算は、現実的な数字で

日本にいる段階でリサーチできることは限られてしまいますが、移住にかける費用は現実的な数字で行うことをおすすめします。

例えば、食費などは節約しやすいと思いがちですが、ニュージーランドで日本の食材や調味料はとても高いです。また、日本でおなじみの食材はそこまで手に入りませんので、慣れるまでは節約レシピは作れないかもしれません。

また、ニュージーランドはとにかく外食費が高いので、お付き合いでご飯を食べたりする機会が増えるとなかなか痛い出費になります。

以上のことから、ニュージーランドの生活に慣れないうちは節約は難しいと思っていたほうが良いと思います。

記事の最後に、具体的な家賃や日用品が売っているお店のHPを紹介していますので、相場を調べておくことをおすすめします。

過度な節約ありきの生活は要注意

生活の拠点を、外国に移すとなると、どうしても最初は出費が多くなります。そして慣れない海外生活では、体調を崩したりストレスが溜まりやすくなります。

最初のうちは、節約をするより『快適に新生活をおくれる環境を整える』ことが大切です。ですので、タイトな予算の見積もりはおすすめできません。

移住を目指す人が、計画に集中して行動できるようにムリのない範囲で移住費用の見積もりを算出することをおすすめします。

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ニュージーランド移住予算を考えるのに役立つサイト

ニュージーランド移住の物価を調査する

ニュージーランドの「今』の物価や家賃相場が分かる様なサイトをご紹介します。

ニュージーランドの日本語ポータルサイトです。たぶんですが、ニュージーランドに居るほとんどの日本人が一度は利用したことがあるサイトです。

【掲示板】→【住まい】でフラット募集などの情報を得ることができます。その他にもコミュニティの宣伝や読み物もありますので、目を通しておくと良いと思います。

ニュージーランドで一番使われているサイト。中古車の価格、賃貸物件の相場を見るのに便利です。ニュージーランドで通販をする場合は、まずTrademeを使います。

【Property】→[To rent]選択+条件入力で賃貸物件の相場を調べることができます。

ニュージーランドの一般的なスーパーマーケットです。ニュージーランドには他にもスーパーはありますが、カウントダウンは立地が良いので使い勝手が良いのが特徴です。

【Browse】から種類を選ぶと、各商品の価格を調べることができます。季節によって野菜などの値段が跳ね上がりますので、要チェックです。

生活用品で安いものを探すならここです。大体なんでも売っているので、日用品の物価を調べるのにとても便利だと思います。ただし、安いけれど壊れやすい物が多い印象があります。

まとめ

ニュージーランド移住で筆者が実際に使った費用について解説してきました。

この移住にかけた1,100万は高いのか?安いのか?それは、その後の生活をいかに充実させるかにかかっていると思います。

海外移住というのは「永住権を取ってからがスタート」とよく言われます。

そして、本当にその通りだと思います。ですので、ニュージーランドに移住を考える時は、移住後の生活を視野に入れて行動することをおすすめします。

今回、具体的な予算を公開するのはちょっと躊躇しましたが、これを見た誰かの参考になれたら嬉しいなと思います。

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ニュージーランド移住を成功させるカギは英語力です。

英語の勉強法にお悩みの方は下記の記事も参考になると思いますので、チラ見程度でも見ておくことをおすすめします(・Θ・ゞ)

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ニュージーランド行き航空券の安値

ニュージーランドへの直行便はニュージーランド航空がおすすめです。
ニュージーランド航空は、 シートもゆったりしていて乗り心地が良いので、11時間の長旅でも疲れが溜まりにくいのでありがたいです。

2020年の「世界で最も優れた航空会社」にも選ばれているので、信頼できる航空会社だと思います。

日本からの直行便は、通常価格だと11万前後ですが、セール時には7万前後まで値下がりするので要チェックです。

ニュージーランド航空公式

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