こんにちは、ちぇるしー(@ms_curious01)です。
今回はニュージーランド在住7年目の私が、NZの交通事情について解説します。
ニュージーランドは「右ハンドル左側通行」で日本と同じ。…とはいっても海外で運転するのってやっぱりちょっと怖いですよね。
「海外の運転て荒いんじゃないか…」
「知らない標識が出てきたらどうしよう…」
などなど不安要素は多いと思います。
そこで、本記事では、ニュージーランドで車を運転したい人に向けて『NZを安全に運転するための注意点』をまとめました。
前もって注意点を確認しておけば、とっさの時にテンパるリスクが低くなると思うので、これからニュージーランドで運転する予定がある人は是非チェックしてみて下さい。
ニュージーランドで運転する時の注意点
日本に比べると、ニュージーランドの運転は基本「荒い」です。
色々な人種の人が運転しているので、極端に運転が下手な人やめちゃくちゃ飛ばす人も多くいます。
ニュージーランドのドライブを楽むために、以下の注意点をチェックしておきましょう。
- 運転免許証は必ず携帯する
- 左側通行
- GIVE WAYは必ず一時停止
- ラウンドアバウトは右優先
- シートベルトは全員必ず締める
- スピード違反に厳しい
- 横断歩道は歩行者優先
詳しく説明します。
運転免許証は必ず携帯する
ニュージーランドで運転をするときは、必ず運転免許証を携帯しましょう。
滞在予定が短い予定の人は、日本で国際免許証をとってくるのが一番手っ取り早いですね。
国際免許証は警察署、運転免許センター、運転免許試験会場で発行してもらうことができます。
申請に必要なものは、大体下記のものです👇
※自治体によって若干の違いがあるので要確認
- 運転免許証
- パスポート
- 国際運転免許用の写真
- 申請手数料
ニュージーランドに長く滞在する人は、ニュージーランドの運転免許証に書き換えるのがおすすめです。身分証明証としても使えるので、スーパーでアルコールを買う時にも使えます。
左側通行
冒頭でも軽く触れましたが、ニュージーランドは右ハンドルの左側通行です。
日本と同じなので馴染みやすいですね。
GIVE WAYは必ず一時停止する
『GIVE WAY』サインがあるところでは、優先道路に侵入する前に一時停止し、優先道路の車両に道を譲ります。
似たようなサインで『STOP』サインは、必ず一旦停止する必要があります。
ラウンドアバウトは右優先
ニュージーランドの交差点は、信号のところと、ラウンドアバウト(Roundabout)というロータリーの2種類が存在します。
基本的な説明をすると、ラウンドアバウト内は車線変更禁止・時計回り・右優先です。
そして、シグナルの出し方がちょっとややこしいんですが、
入るときは進行方向、出るときは左シグナルを出す
と覚えておくと簡単です。
出る時の左シグナルは、「ここでラウンドアバウトからでますよ」というサインなので、左固定です。
分かり辛いので、図解をどうぞ👇
左折する場合は、普通に左シグナル+左折でOK。
右折する場合、ラウンドアバウト進入時に進行方向である右シグナルを。
出口付近で左シグナルを出しつつ、ラウンドアバウトを抜ければOK。
直進する場合、ラウンドアバウト進入時にシグナルを出す必要はありません。
出口付近で左シグナルを出しつつ、ラウンドアバウトを抜ければOK。
ラウンドアバウトのシグナルは、ちゃんと出していない人がかなり多くいます。
シグナルを過信せず、車の行く方向を自分の目で判断するのが一番安全な侵入方法です。
シートベルトは全員必ず締める
ニュージーランドではシートベルトの着用またはチャイルドシートの使用が法律で義務付けられています。
後部座席も同様で、タクシーに乗車した場合も義務になります。
シートベルトをしていないことが警察に見つかると高額な罰金を支払う羽目になるので、必ず締めましょう。
スピード違反に厳しい
ビュンビュン飛ばす人が多いニュージーランドですが、スピード違反にはかなり厳しいです。
私は、制限速度から5キロくらいオーバーしただけで罰金を支払わされたことがあるので、スピード違反には注意してください。
標識がない市街地では制限速度は50Kmです。
横断歩道は歩行者優先
市街地にある横断歩道は歩行者優先です。
横断歩道を渡ろうとしている人がいたら、一時停止して待ちましょう。
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ニュージーランドの運転で覚えておくと役立つこと
ここからは、ニュージーランドで運転する時に覚えておくと便利なことをご紹介します。
サングラス必須
ニュージーランドは日差しが強いので、運転をするときはサングラス必須です。
特に夕方の西日は強烈なので、安全にドライブを楽しむために1つは用意しておきましょう。
鳥が全然避けない
ニュージーランドの野鳥は車を避けません。
理由はよくわからないんですが、とにかく避けてくれないです。
普通に市街地を運転していても出くわす可能性が多いんですが、ギリギリのところで飛び立つので、基本無視で大丈夫です。
信号待ちでフロントガラスを拭かれる
信号待ちをしていると、さっと人が出てきてフロントガラスを拭かれ、その後チップを請求されることがあります。
特に支払う義務はありませんが、気持ちに余裕があるならあげてもいいかなと思います。
オークランドだと、クイーンストリートとビクトリアストリートの交差点(スタバの前)あたりにたまに見かけます。
私は怖いので、窓を締めてロックしちゃいます。
携帯のチラ見だけで罰金もある
ニュージーランドでは運転中の携帯使用はNGです。
ハンズフリーで話すのはOKですが、手に携帯を持って操作するのも駄目なので気をつけて下さい。
運が悪いと、時間を確認しようと一瞬見ただけで罰金を取られることもあります。
(´;ω;`)
ニュージーランドのガソリンスタンドの使い方
最後に、車の運転に欠かせない『ガソリンスタンドの使い方』を簡単に説明しておきます。
ニュージーランドのガソリンスタンドはセルフサービスで、支払い方法が以下2つになります👇
- 店で支払う
- 給油機付属の決済機で支払う
店員さんがいるガソリンスタンドなら、現金もクレジットカードも使えるんですが、無人ガソリンスタンドの場合は現金が使えないので、クレジットカード必須です。
関連記事ニュージーランドでおすすめなクレジットカードと注意点
それぞれのやり方を解説します。
店で支払う
店員さんがいるガソリンスタンドの場合、店内で支払いをすることができます。
手順はこちら👇
- 給油機のパネルを操作し『給油したい金額』を入力
※満タンの場合はこの操作を飛ばしてOK
- 91番のノズルを給油口に突っ込み引き金を引いて給油する
- 完了後、給油機の番号を覚えて店で支払いをする
※番号は給油機に大きく書かれています
給油機付属の決済機で支払う
続いては、最近増えてきた給油機に付属している決済機で支払いを行う方法です。
手順はこちら👇
- 決済機にカードを入れて、暗証番号を入力する
- 「Insert your Mobile Smiles Driver Reward Card」と出てくるので【Skip】を選択
※↑は割引カードのことです
- 給油機のパネルを操作し『給油したい金額』を入力
※満タンの場合はこの操作を飛ばしてOK
- 91番のノズルを給油口に突っ込み引き金を引いて給油する
- 完了すると、決済機に金額が表示されるので、レシートが必要なら【Receipt】ボタンを押してレシートをとって終了
上記の感じで、とても簡単です。誰とも話す必要がないので、私は決済機が好きです。
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まとめ
以上、ニュージーランドで運転する時の注意点など説明してきいました。
海外での運転は不安もあると思いますが、本記事で紹介した注意点を抑えておけば大体大丈夫だと思います。
実は、私は日本での運転経験がなく、NZで初めて車を運転をしたんです。
そんな「超初心者」の私でも普通に乗れているので、そこまで心配する必要はありませんよ(๑•̀ㅂ•́)و✧
ニュージーランドの運転に関する資料として、陸運局が発行している『海外から来て運転する方のための小冊子』というものがあるので、そちらも目を通しておくことをおすすめします。
ニュージーランド行き航空券の安値
ニュージーランドへの直行便はニュージーランド航空がおすすめです。
ニュージーランド航空は、 シートもゆったりしていて乗り心地が良いので、11時間の長旅でも疲れが溜まりにくいのでありがたいです。
2020年の「世界で最も優れた航空会社」にも選ばれているので、信頼できる航空会社だと思います。
日本からの直行便は、通常価格だと11万前後ですが、セール時には7万前後まで値下がりするので要チェックです。
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