今回は、ニュージーランド在住6年目の筆者がニュージーランドの旅行者用SIMカードについて解説します。
今回ご紹介するプリペイドSIMは、ワーホリや留学などの長期滞在の人向けのプリペイドSIMとは別物になるのでご注意下さい。
観光で一時的にニュージーランドに滞在する場合、旅行者用に用意されている『Travel SIM』を使うのがベストです。
旅行者向けプランなので、日本に電話やテキストもできますし、もちろんニュージーランドでも使用可能です。
最初におすすめを言ってしまいますが、短期旅行で来られる人は「Vodafone」か「Spark」を選んでおけばOKです。
両社の旅行者用SIMカードはプリベイト式なので、面倒な契約もいりませんし、空港でサクッと設定できてとても便利ですよ。
ということで、詳しい解説を見ていきましょう。
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ニュージーランドSIM 主要キャリアは4つ
ニュージーランドの主要キャリアは、冒頭でおすすめした「Vodafone」「Spark」を含めた以下4社になります。
- Vodafone
- Spark
- 2 Degrees
- Skinny
簡単な説明付きでサラッとご紹介します。
会社名 | 回線 | Travel SIM |
Vodafone | 安定/速め | あり |
Spark | 安定/速め | あり |
2 Degrees | 不安定/遅め | なし |
Skinny | 安定/遅め | あり |
上記の感じなので、回線が安定していて通信速度も速い「Vodafone」と「Spark」がおすすめです。
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ニュージーランドのSIMカードおすすめは「Vodafone」「Spark」
ということで、筆者のおすすめは「Vodafone」と「Spark」です。
回線が安定していて通信速度も速いということに加え、2社とも空港にショップがあるというのもポイントが高い部分だと言えます。
SIMカードの設定方法がわからなければ、店員さんにお願いして設定してもらうこともできますし、ニュージーランド中にショップがあるので故障や不具合が起こっても安心です。
観光で滞在する場合、携帯の設定で時間を取られるのはもったいないです。
空港でサクッと変えられる「Vodafone」か「Spark」を選ぶのが無難かなと思います。
VodafoneとSpark『旅行者用SIM』の特徴とおすすめ
「Vodafone」と「Spark」の旅行者用SIMのプラン内容を詳しく見ていきましょう。
プラン内容
「Vodafone」と「Spark」のプランをざっくりと説明するならこんな感じです。
▼共通しているところ
- 料金設定($29/$49/$99)
- 国際電話がプラン内容に含まれている
▼個々の特徴
- 【Vodafone】SNSとチャットは通信費が無料
- 【Spark】SNSは1Gまで通信費無料+フリーWifiスポットが1日1Gまで使用可
詳しいプランは以下の通りです。
Vodafone
Vodafoneの「Travel SIM」プランです。
料金 | $29 (30日) |
$49 (30日) |
$99 (30日) |
データ | 1.5GB | 4GB | 10GB |
通話 |
200分 ※NZ国内外 |
200分 ※NZ国内外 |
200分 (海外) ※NZ国内は無制限 |
テキスト |
200回 ※NZ国内外 |
200回 ※NZ国内外 |
200回 (海外) ※NZ国内は無制限 |
チャット | Messenger Viber |
Messenger Viber |
Messenger Viber |
SNS | – | のデータ通信料無料 |
のデータ通信料無料 |
備考 | – | – | – |
特徴は、チャットツールとSNSが無料で使えることですね。
日本への通話も200分まで可能です。
上記プランで通話やデータが足りなくなった場合は、買い足すこともできます。
- 通話時間:100分/$10
- データ:1GB/$20
Spark
Sparkの「Travel SIM」プラン内容です。
料金 | $29 (1ヶ月) |
$49 (2ヶ月) |
$99 (2ヶ月) |
データ | 1G | 5G | 20G |
通話 |
200分 (NZ国内) 100分 (国際) |
200分 (NZ国内) 200分 (国際) |
無制限 (NZ国内) 200分 (国際) |
テキスト |
200回 (NZ国内) 50回 (国際) |
200回 (NZ国内) 100回 (国際) |
無制限 (NZ国内) 200回 (国際) |
チャット | – | – | – |
SNS | – | 1G (2ヶ月分) |
1G (2ヶ月分) |
備考 | Wifiスポットで1Gまで無料アクセス可 | Wifiスポットで1Gまで無料アクセス可 | Wifiスポットで1Gまで無料アクセス可 |
Sparkの特徴は、街中に点在するSparkのフリーWifiスポットで1日1GBまで使用可能なことです。
日本への通話も可能です。Sparkは、国内と海外の通話時間が別に計測されます。
- 国際通話+テキスト:200分100回分/$10
- データ:1GB/$15
2G/$20
旅行者におすすめはコレ
プランを見ておわかりになった人もいると思いますが、はっきり言ってあまり大差ないです(´・ω・`)
もし、どのプランにしようか悩んだら、「Sparkの$49プラン(5GB)」を選べば問題ないと思います。
すっごいSNSとかやる人は「Vodafoneの$49プラン(4GB)」が良いですね。
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Travel SIMを使う時の注意点
最後に、ニュージーランドで旅行者用のTravel SIMを使う場合の注意点を3つほど。
- スマホがSIMフリーであることを確認しておく
- Travel SIM使用中は日本の電話番号は使えません
- 現地での対応は英語のみ
1つずつ説明します。
スマホがSIMフリーであることを確認
日本を出る前に、自分のスマホがSIMフリーであることを確認しましょう。
携帯ショップに行けば確認してもらえると思います。
Travel SIM使用中は日本の電話番号は使えません
ニュージーランドでTravel SIM使用中は、日本の電話番号が使えなくなります。
もし、旅行中に日本から電話を受ける可能性がある場合は、Travel SIM入手後に新しい電話番号を相手に知らせておきましょう。
現地での対応は英語のみ
ニュージーランドでは、日本語を話す携帯ショップスタッフはほとんどいません。
ですので、店頭でのやり取りは英語になります。
とは言っても、空港にいるスタッフは英語が話せない人にも慣れていると思うので、過度な心配は必要ないです。
ショップ内に、料金の書いている紙があるはずなので、それを指さして
「This one, Please」
と言えばOKです。
英語に自信がない人は「モバイルWifi」がおすすめです
全く英語が話せないという人は、イモトのWiFiのような「日本で契約ができるモバイルWifi」もおすすめです。
ニュージーランドの旅行者用SIMを買うより割高になってしまいますが、日本から契約していくので安心・安全です。
まとめ
ニュージーランド旅行者向けのSIMカードについて解説しました。
滞在中にスマホが使えると、レストランの予約や英文の翻訳、地図の確認など様々な場面で役立ちます。
安全で楽しい旅行ができるよう、安心できるサービスを選んでくださいね。
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ニュージーランド行き航空券の安値
ニュージーランドへの直行便はニュージーランド航空がおすすめです。
ニュージーランド航空は、 シートもゆったりしていて乗り心地が良いので、11時間の長旅でも疲れが溜まりにくいのでありがたいです。
2020年の「世界で最も優れた航空会社」にも選ばれているので、信頼できる航空会社だと思います。
日本からの直行便は、通常価格だと11万前後ですが、セール時には7万前後まで値下がりするので要チェックです。
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