もしかしたら、それはあなたが単に「ニュージーランド英語のスラングを知らないだけ」かもしれません。
ニュージーランド英語のスラングはかなり独特なうえ、ネイティブは日常的にガンガン使います。
ですので、ニュージーランド英語を理解するには、スラングを覚えてしまうのが手っ取り早い方法かと思います。
ニュージーランドのスラングは、使い勝手がよく覚えやすいので、この機会に攻略してみてはいかがでしょうか?
そんなわけで、今回は、ニュージーランド人が日頃からめちゃくちゃ使うスラングを集めてみました。
ニュージーランド英語の特徴はこちら ⇓ で解説しているので、あわせてどうぞ。

コレだけは覚えよう!基本のニュージーランドスラング
1:Kiwi
ニュージーランド人 / New zealander
ニュージーランド人のことを「Kiwi」と呼びます。また、フルーツも「Kiwi」鳥も「Kiwi」です。ぜんぶ「kiwi」です。
2:Chur
ありがとう / Thank You
お店などで良く聞くスラングです。「チャァ」と発音します。
3:Ta
ありがとう/ Thank You
略語が多いニュージーランドスラング。とうとう「Thank you」も略しました。日本の「これマジ?」→「こマ?」→「ま?」になった感じと似ています。
4:All good
大丈夫 / that’s okay
日常的に頻繁に聞く表現です。「That’s okay」や「no problem」のかわりに使えます。
使用例
「I forgot to wear pants today」
(パンツ履いてくるのわすれちゃったよ)
「That’s all good bro, I understand」
(大丈夫だ、問題ない)
5:Sweet As
大丈夫 / okay, no problem
「Cool」や「 Awesome」という意味。もしくは、「no problem」の代わりにも使えます。ポジティブな返事をする時に便利。
使用例
「Can I borrow your car?」
(車かりても良い?)
「Sweet as」
(オッケー)
6:Good as Gold
すごくいい / everything is great
ちょっと古いスラングですが、筆者が住んでいる地域ではたまに聞きます。
使用例
「how are you doing?」
(最近どう?)
「good as gold thank you」
(最高だよ)
7:She’ll be Right
大丈夫でしょ / It will be OK
「It will be OK」(大丈夫でしょ)と同じ意味。こちらもよく聞く表現です。
使用例
「Are the sausages burning?」
(ソーセージ焦げてない?)
「Nah, she’ll be right」
(ダイジョブっしょ)
8:No Worries
大丈夫 / no problem
「It’s okay」とか「no problem」と同じ意味。「Sweet as」と同じ感じで使えます。
9:Keen / Keen as
いいね!やりたい! / yes
何かに誘われた時なんかに使えるポジティブな返事。「いいねー」と乗り気な時に使えます。
使用例
「Do you wanna go to the pools bro?」
(プール行かない?)
「Keen」
(いいね!)
10:Yeah-nah
遠慮しときます / No, thanks
何かをことわる時の表現を柔らかく表現したもの。ニュージーランド人はダイレクトな表現を嫌うので、やんわり断ります。
使用例
「Do you want a vanilla ice cream?」
(バニラアイスいる?)
「Yeah nah, I’ll be right」
(あ、大丈夫ありがとう)
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ニュージーランドスラングは単語も特徴的
11:Tramping
ハイキング / hiking
ニュージーランドのハイキングを「tramping」と総称します。国内は、危険な動物も居ないので、安心してハイキングを楽しむことができます。
12:Togs
水着 / swimming suit
「Togs」は水着を指す言葉です。
13:Dairy
コンビニ / local corner shop
ニュージーランド中いたるところにあるDairyですが、日本のコンビニのような品揃えはありません。牛乳を始めとした、デイリー商品やお菓子、釣りの餌なども売っています。
14:Boot
車のトランク / trunk
車のトランクを「Boot」と呼びます。
15:Lollies
甘い物全般 / sweets
一般的には、棒に刺さった飴を「Lollies」と呼びますが、ニュージーランドでは「甘い物全般」を指します。
16:Eftpos
ニュージーランドの会計システム / eftpos
ニュージーランドで支払いをする時は、Eftpos(エフトポス)を使います。Eftposは「Cheque」「Savings」「Credit」の3種類から支払いの種類を選ぶことができます。「Cheque」を選ぶと、口座からすぐに引きおとされます。
17:Bach
ホリデーホーム / Holiday home
ニュージーランドでは別荘をマルっと一件借りることが出来ます。その別荘をホリデーホームと呼びます。大体海の近くが多いです。
⇓のようなサイトから借りることが出来ます。
「Bookabach」(https://www.bookabach.co.nz/)
18:Jandals
ビーチサンダル / Flip flop
ビーチサンダルを「Jandals」と呼びます。ちなみにニュージーランド人はびっくりするくらい裸足がすきです。家の近所の子供たちは裸足で犬の散歩しています。
19:Chilli Bin
クーラーボックス / cooler bin
クーラーボックスや飲み物を冷やしておけるものを指します。たまに冷蔵庫をこう呼ぶ人もいます。
20:Hokey pokey
ニュージーランドを代表するアイスの種類で有名です。キャラメルの粒が入っていて甘いですが、ニュージーランドに来たら一度は食べてみてください。美味しいです。
21:Sunnies
サングラス / sunglasses
サングラスの事です。略語だいすきニュージーランド笑
22:Wop-Wops
何もない場所 / middle of nowhere
「ニュージーランドのなにもない」は本当に何もないのでご注意ください。
ニュージーランドの日常でよく聞く表現
23:Heaps
たくさん / lots, a lot
「Lots」と同じ意味。「いっぱい」「沢山」という意味で、ニュージーランドではめちゃくちゃ使われています。
使用例
「Yeah, there are heaps of sheep in New Zealand」
(そうそう、ニュージーランドは羊がめちゃくちゃいっぱいいるよ)
24:Cuppa
カップに注いだ / cup of
「cup of tea / coffee」と言う時の「cup of」が「cuppa」に省略されてこの形になったようです。
25:grand
1,000ドル / thousand doller
1,000ドルという意味。ダイレクトなお金の話しが苦手なニュージーランド人は、「grand」を多用します。
26:Eh
だよね? / isn’t it?
何かを確認したい時「~だよね?」と聞く時にセンテンスの最後に使います。付加疑問文の「isn’t it?」と同じ使い方。
発音は「ay?」(エィ?)
使用例
「We’re meeting at 8 tonight, eh?」
(8時に集合で良いんだよね?)
27:Reckon
思う / think
「think」のかわりに良く使われる言葉です。「reckon」大好きニュージーランド人というのが筆者の感想です。
28:Bugger
くそぉ / Bloody hell
なにかを間違えた時やがっかりした時の「罵り言葉」として使われます。
使用例
「Something goes wrong」
(なんか変だな)
「Bugger!」
(ちくしょう)
Right-o
やってみよう! / let’s do it!
ミーティングの終わりなどに「よし、じゃぁやってみよう!」みたいな感じで使われる表現です。夫の会社では使われまくっているそうなので、使用頻度が高いです。
「ライトォ」と発音します。
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知ってるともっとニュージーランド英語が理解できるスラング
29:Munted
- :壊れてる / broke
- :酔っ払っている / drunk
「Munted」は「壊れている」「酔っ払っている」という2つの意味で使われています。
使用例
「I crashed my car and it’s munted」
(車がクラッシュして壊れちゃった)
「That guy is munted as」
(あの男は酔っ払っている)
30:Chocka
満杯 / full
「いっぱい」という意味で使われます。「chocka block」と使われる場合もありますが、意味は同じです。
使用例
「Have you had enough to eat?」
(おかわりいかがですか?)
「Yeah, I’m chocka block」
(ありがとう、満腹です)
31:Beaut
すごく良い / really good
「Really good」(すごく良い)という意味。
使用例
「That fish you caught today was a beaut」
(今日釣った魚最高だね)
32:Suss
怪しい / suspect
「suspect」(怪しむ)を短縮したもの。
使用例
「They look a bit suss」
(彼ははちょっと怪しい)
33:Dodgy
怪しい 、やばそうな / unreliable
使用例
He is a bit of a dodgy character.
(彼はちょっと怪しい性格だね)
34:Stoked
超たのしみ / so excited
「excited」の上をいく興奮を表現したい時に使えるスラングです。発祥はニュージーランドではありませんが、ニュージーランド人もよく使います。
使用例
「I was so stoked to win the race」
(レースに勝ててめっちゃくちゃ嬉しい!)
ニュージーランドスラング満載の動画紹介
最後に、ニュージーランドスラングがわからないと全然理解できない動画を紹介します。
本記事で紹介したスラングも沢山出てきますので、見てみてくださいね。
特に後半の畳み掛けが良いですよ。
まとめ
今回ピックアップしたスラングを知っていれば、日常的に「?」と思っていた疑問が解決するかもしれません。
筆者の夫は職場がニュージーランド人とイギリス人しか居ないため、スラングがバンバン飛び交うニュージーランド英語にかなり苦戦していました。
しかし、一つ一つ分からないスラングを解説してもらい、意味がわかると、リスニングがメキメキ上達したそうですよ。
ニュージーランドに来たけれど、「ニュージーランド人の英語がわからない」とお悩みの方は、是非スラングを覚えてみてくださいね。
ニュージーランド英語の特徴については下記の記事で説明しています。あわせてどうぞ⇓

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