2020年4月4日の「大相撲舞鶴場所」で市長が挨拶中に倒れ、救命していた女性達に対し「女性は土俵から降りるように」とアナウンスが繰り返されたことで物議を醸しています。
【大相撲巡業】舞鶴市長が倒れるも「女性は土俵から下がれ」と指示
「大相撲の土俵に女は上がれない」という国技のしきたりは大事だけど、その前に目先の救命を優先すべきという所が論点です。
ちなみに、市長さんは今は意識が戻っているという一部報道もあるようです。
命に別状がなくて本当に良かった。
大相撲の土俵が女性禁制な理由
そもそも、なぜ大相撲では女性が土俵に入ってはいけないのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました。
その理由は諸説あるようです。
その1つは、もともと相撲は豊作を祝う儀式だったという説です。
稲穂の神様を楽しませるために力自慢の若い男たちが競いあう出し物が相撲で、その神様は女性だった。
土俵が女性禁制なのは、女性の神様がヤキモチを焼くから。
と言う説。
ただし、こういった神話や伝説はほかにもあるらしく、本当の女性禁制である理由は曖昧なんだそうです。
ただ、理由は諸説あるようですが、大相撲というのは国技として神々しさがありますよね。
力士が塩を巻いたり、力水をつけたりする清めの儀式や、四股を踏むのも「邪悪なものを踏み鎮める」という意味があるそうです。
横綱が締める縄も、神社のしめ縄と同じで「そこに神が宿る」とされています。
土俵の女性禁制の理由がなんにせよ、大相撲が神と繋がっている神聖なものであることはわかりました。
伝統は守ることも大事だけど、大相撲はあくまで公益団体である
大相撲の歴史や伝統は大事だけど、今回の舞鶴市長さんの騒動のような対応を見せつけられるとやっぱり変化は大事だと思ってしまいます。
大相撲の土俵信仰はあるいみ宗教に近いと思うんです。
実際、大相撲が新興宗教なら誰も文句を言わないでしょう。
しかし、実際には大相撲は公的な支援を受けている歴とした公益団体です。
土俵でアイドルのコンサートをやらせろみたいな無茶を言っているわけではありません。
ただ、大相撲関係者は今回のような非常事態のときぐらいは柔軟に対応できるように意識を改善していくべきではと思います。
まとめ
大相撲の土俵に女性が入れない理由について解説してきました。
なかなか、「これが理由!」と言い切れる物がなくて、モヤッとするのは筆者だけでしょうか。
「こんな理由があるから」とかそういったことより、「とにかく土俵は女性禁制!理由は、そうゆうものだから」みたいな感じも受けますが、皆さんはどう思いましたか?
それでは、今回はここまでとなります。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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