【レビュー】メンタリストDaiGoの『人を操る禁断の文章術』がヤバイ

雑記

今回ご紹介するのは、メンタリストDaiGoさんの『人を操る禁断の文章術』という本なんですが…

禁断て言われると、見たくなっちゃうよね…

人のゲスい部分をガンガン刺激してくるタイトルですよね、コレ笑

ちょっと胡散臭いなぁと思いつつも、タイトルに惹かれ読んでみたら

「あら素敵。」

とてもわかりやすいビジネス書でした。

「ふむふむ、なるほどー!」

「うへーこんなテクニック使われたら、わたしイチコロじゃん?!」

と独り言がオンパレードになるようなテクニックやノウハウがわかりやすく解説されていて面白かったので、レビューと共にご紹介したいと思います。

【人を操る禁断の文章術】の簡単なレビュー

メンタリストとしてテレビでも活躍されているDaiGoさんの著書『人を操る禁断の文章術』

本書には、タイトルから推測できるように「人を思いのままに動かす」ための文章術が紹介されています。

口頭でも映像でもない、『文章』だからこそ発揮されるアドバンテージの解説をはじめ、今すぐ使える文章の書き方のコツ文章で相手の心をグラグラと揺さぶるテクニックが分かりやすく紹介されています。

この本、ブロガーなら読むべき一冊です。

そして、ぶっちゃけブロガーに読んでほしくない一冊でもあったりしますよね笑

単純にライバルが増えるという意味で。

本書を熟読して内容をマスターすれば、アナタが想定した読み手の心を鷲掴みにし、読み手が喜んでアナタの思うままに行動をするようになります。

完璧とは行かないまでも、大きく外すことはないでしょう。

そういったヒントが満載な本書はモチベーションを上げる為の一冊としてもオススメできる本と言えます。

【人を操る禁断の文章術】の内容

『人を操る禁断の文章術』の中でも印象的だった部分をピックアップてご紹介します。

メンタリズム文章術3原則

書かない3原則と呼ばれるメンタリズム3原則

3原則
  1. あれこれ書かない
  2. きれいに書かない
  3. 自分で書かない

この原則はシンプルですが大事な原則です。

『あれこれ書かない』ワンメッセージ・ワンアウトカムの原則

” 文章に込めるメッセージは一つだけ “という考え方。

「あなたの文章を読む人はどんな人か?」

という事を常にイメージすることで、相手がイメージしやすい完結な言葉を使い、短い言葉で伝えることで直感的に理解してもらう。

大事なのは、「相手は100%の説明を求めていないこと」「伝わる文章よりもしたくなる文章」が大事ということ。

『きれいに書かない』

すごいシンプルですが、お利口さんにきれいに書かれた文は感情がこもらないため、ミラー効果が発動し、相手の感情も抑えてしまうそうです。

結果、あなたの文章を読んでも行動してもらえないことになります。

『自分で書かない』

自分の伝えたいことを書くのではなく、相手がどんな事に興味があり、どんなことに悩んでいるかを見極めることから始めます。

この「自分で書かない」という部分は、メンタリズムの本質「行動や態度、言葉などから相手の真理を読み解き、誘導する技術」と深く関わっているそうです。

つまり、相手の年代や職業、家族構成などリサーチを行い、相手が何に興味をもち、何に悩んでいるかを研究する。

そして相手の心にズドンと刺さる言葉を見つけることが大事ということですね。

人を動かす7つのトリガー

紹介されている「感情を揺さぶり、人を行動に駆り立てる7つの引き金」はヤバイです。

既出感はあるけれど、「そこ突かれると弱いよね~」ってポイントです笑

その7つのトリガーとは

7つのトリガー
  1. 興味
  2. 本音と建前
  3. 悩み
  4. 損得
  5. みんな一緒
  6. 認められたい
  7. あなただけの

すごく魅惑的なフレーズですよね。

上に挙げた7つのトリガーは、相手の心をグラグラ揺さぶり、自発的に「あなたの文章を読みたい」と誘導するのに使えるテクニックです。

とくに注目したい項目を挙げてみると…

本音と建前

「本音と建前の間に隠された、すさまじい欲望を利用する」このトリガーは、狙いが当たればイチコロにされちゃいます。

そして、実はこのトリガーは広告などでよく使われているそうです。

「本音と建前」のポイントは、” こうあるべき “とされている建前の部分と本人が” こうありたい “と思っている本音のギャップを利用することです。

建前を使う人の立場や状況を認め、本音に入って行ければ相手は喜んであなたの思ったように動いてくれるでしょう。

このトリガーを使った具体的な例が「人を操る禁断の文章術」で紹介されています。

これを身近な人間に意図的にやられてたら、人間不信になりそうですね笑

ターゲットに刺さる悩み

これもかなり衝撃的だった項目です。

悩みを刺激されると人は弱いのは理解していますが、人の悩みの9割は『HARM』の4文字に分類出来てしまうという事実を知っていますか?

HARMの意味は

  • 『H』・・・Health(健康)
  • 『A』・・・Ambition(野心・願望)
  • 『R』・・・Relation(人間関係)
  • 『M』・・・Money(金)

そして、これに「世代」を掛け合わせることで、ほぼ確実に悩みが当てられてしまうという…

例えば、『H』健康の悩みで見てみると、10代の悩みはダイエット、肌荒れ、身長などの外見にまつわるものが多い。

それが、30代になると女性なら出産やホルモンバランスの不調、男性なら薄毛や肥満などの悩みが出てくる年齢です。

『HARM』x年代でおおよその悩みの検討が付いてしまうのです。

こうして導き出した悩みや関心と、先程紹介した「メンタリズム文章術3原則」の『自分で書かない』という原則に当てはめて、相手の心にズドンと刺さるキーワードを探して行くんですね。

メンタリズムをきちんと使いこなせれば、手のひらで人を転がすのもチョロいですね笑

こわいっ

上司を思うままに操るなら『認められたい』欲求を刺激しよう

人間なら誰でも備わっている承認欲求

じつは上司を思うままに操るにはこの方法が一番効くそうです。

特に有効なのは「こんなの初めて!」や「変わりました」を上手く使うフレーズで、

  • 「○○出来る人、初めて見ました!」
  • 「アドバイスのおかげで、悩みへの向き合い方が変わりました」
  • 「こんなに親身になって相談に乗ってくれる人は初めてです」

みたいな言葉は、相手の承認欲求を満たすキラーフレーズになるそうです。

バンバン使いましょう笑

人を操る文章を書く5つのテクニック

上で紹介したトリガーで相手の事がつかめたら、あとはそれを文章に落とし込むだけです。

紹介されている5つのテクニックを駆使して一気に書き上げれば、読み手の心を動かせるようになってしまいます。

5つのテクニックとは

5つのテクニック
  1. 書き出しはポジティブに
  2. 何度も繰り返す
  3. 話しかけるように書く
  4. 上げて、下げて、また上げる
  5. 追伸をつける

『何度も繰り返す』は注意が必要

テクニック2で紹介されている『何度も繰り返す』はちょっと注意が必要なテクニックです。

注意が必要なのは「同じ言葉」を3回以上使わないこと。

同じ『意味』と『感情』を繰り返し使うことで説得力が向上することは明白ですが、「同じ言葉」を繰り返してしまうと、途端に相手に飽きられてしまうそうです。

大事なのは、表現を変えて同じ『意味』と『感情』を繰り返すこと。

こんな人にオススメ

一通り、筆者が特に面白いと思った箇所をご紹介してきました。

テクニックの細かい解説や、使い方の例なども沢山紹介されているので、今すぐ試してみたくなってしまう本です。

過去にマーケティングを学んだ人やプロの方には少し物足りなく感じるボリュームの本かもしれません。

しかし、理解しやすい言葉で読み手の考えるポイントを解説した本書は、文章の持つ独特の面白さを再認識させてくれます。

アナタがもし知識はあるのに上手く文章に活かせない、もしくは文章を書く新しい視点が欲しいと思っているのであれば是非オススメしたい一冊です。

わたしはKindle版を買いましたが、何度も読み返す事になると思うので、書籍版をオススメします。

1500円でこの情報が手に入るならコスパの良い投資だと思います。

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