【大相撲巡業】舞鶴市長が倒れるも「女性は土俵から下がれ」と指示

雑記

大相撲巡業またやらかしましたね。

事件の概要はこちら

京都府舞鶴市の春巡業「大相撲舞鶴場所」で市長が挨拶中に倒れる

女性が心臓マッサージをする

少なくとも3回にわたって「女性の方は土俵から降りてください」などと場内アナウンスがされる

現場の様子

これを見る限り、倒れた市長の元に駆けつけた男性陣がオロオロする中、女性が駆けつけて指示をだし、心臓マッサージをしているように見えますが…

 

伝統>人命?

様子を見れば一目瞭然ですが、かなり現場は混乱しています。

人が倒れるというのは、そうそうあることではありませんからね。

しかし、女性たちは救急措置をしています。この措置しだいで人命や後遺症に関わる大事な人命救助をしているんです。

誰もが分かっている、そんな状況の中で繰り返される「女性の方は土俵から降りてください」というアナウンスは違和感しかありません。

そして、この状況にかかわらず一番大事な「土俵に女性が入ってはいけない」という部分を遵守しようとする行為。

愚かですね。

ツイッターなどでも、人命より伝統を重んじる行為をした今回の事件は批判的に捉える人が多いです。

日本相撲協会からの謝罪コメント

その後、日本相撲協会の八角理事長から以下のようなコメントがされています。

行司が動転して呼びかけたものでしたが、人命にかかわる状況には不適切な対応でした。深くお詫(わ)び申し上げます」「とっさの応急処置をしてくださった女性の方々に深く感謝申し上げます」と謝意を示すとともに「市長のご無事を心よりお祈り申し上げます」

行事に擦り付けました。

確かに現場にいた行事の判断だったかもしれませんが、この背景にあるものは

「何よりも絶対に神聖な土俵を守ること」

という伝統絶対主義が蔓延している所にあるはずです。

まとめ

今回の騒動で、また大相撲に対する不信が募ってしまいました。

伝統という言葉は素晴らしいものです。

しかし、蓋を明けてみるとただの排他的で非人道的なものだったなんて事はあってはなりません。

チョット考えたら誰でもわかることなのに、内側の人間からはわからないのでしょうか?

今回の不祥事を機に、角界や大相撲の何かが変わるということは残念ながらないと思います。

倒れられた市長さんが早く回復すること願っています。

それでは、本日はココまでとなります。

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

ブログ関連のおすすめ記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました