母の日は日本ではいつから始まったの?由来とは?海外ではどう祝う?

時事ネタ

もうすぐ母の日がやってきますね。

母の日というと、5月の第2日曜日なので今年は2020年は5月13日になりますね。

皆さんはもうプレゼントは用意しましたか?

日本ではカーネーションを贈るのが定番の母の日ですが、日本ではいつから始まったのでしょうか?

また、海外ではどういった習慣があるのか興味が湧いたので調べてみました。

母の日はいつから始まったの?

母の日の起源

母の日の起源としては、諸説あるようですが、一番具体的なものと言えば、アメリカ発祥のエピソードです。

アメリカのアンナ・ジャービスという女性が、亡き母を偲び追悼式で白いカーネーションを贈ったのが母の日のきっかけになったと言われています。

このアンナ・ジャービスの母アン・ジャービスとは、ウェストバージニア州で地域の女性を集結させ「母の仕事の日」と称したボランティア活動を行っていた大変パワフルで素晴らしい女性だったようです。

アンは、アメリカの南北戦争中には中立を宣言し、敵味方問わず、負傷した兵士たちの看病をし、戦後も南北のわだかまりを解くためにコンサートを開催したり、教会で子どもたちに勉強を教えていたりしたそうです。

アン・ジャービスが他界した2年後、偉大な母を敬う日を大切にしたいとアンナさんが立ち上がり、国中で祝うことを提案。

1914年にアメリカで「母の日」が制定されたということです。

日本ではいつから始まったの?

アメリカで1914年に制定された『母の日』ですが、日本ではいつ頃から始まったのでしょうか?

うーん、きっと私が生まれるずっと前からだよね。いつだろう?

実は、アメリカで母の日が制定される少し前から、一部のキリスト教教会で母の日は祝われていたそうです。

しかし、全国的な普及とは程遠い慎ましやかなものだったそうです。

1937(昭和12)森永製菓と諸団体が中心となり母の日を大々的に宣伝したことにより、一気に全国に普及していったと言われています。

その後、日本は太平洋戦争に突入し、それどろこではない状態が続きますが、現在の5月の第2日曜日を母の日と制定されたのは、戦後の1949年(昭和24年)頃からです。

『母の日』の由来カーネーション意味とは?

上でご紹介した通り、母の日のキッカケを作ったアンナさん

アンナさんが母親アンさんの追悼式で白いカーネーションを贈ったのには理由があるそうで、母親アンさんが大好きだった花が白いカーネーションだったのだそうです。

アンさんが『母の日』を提案してから、母が健在であれば赤いカーネーション、他界していれば白いカーネーションという流れができたそうです。

その後は親の居ない子への配慮などから、赤いカーネーションが一般化されてきたようです。

今では、カーネーションの色も増えたので赤いカーネーション意外にも選択肢があって楽しいですよね。

海外ではどう祝う?

日にちは違えど世界的に祝われている『母の日』。

海外ではどの様に祝われているのか知っていますか?

アメリカ(5月の第2週の日曜日)

アメリカでは『母の日』には、自分の母親だけでなく、妻や母親となった自分の娘、名付け親など「あらゆる母」へ感謝の気持ちを伝えるそうです。

プレゼントやメッセージカードを添えて贈るのが一般的。

発祥は白いカーネーションでしたが、今ではバラなどの違った種類のお花を贈る人たちもいるそうです。

オーストラリア(5月の第2週の日曜日)

オーストラリアの『母の日』では、ランチやディナーを一緒に食べてお母さんを労う家族が多いそうです。

そのため、母の日にはレストランが予約でいっぱいになることもあるんだとか。

プレゼントは、カーネーションではなく菊の花を贈るそうです。

フランス(5月最後の日曜日)

フランスの母の日は、日本と違いカーネーションは贈らないそうです。

というのも、カーネーションはフランスでは死者に贈る花なんだそうで、日本で言うところの菊に相当するようです。

フランスでは、特にこれと言った定番はないそうで、家族で話し合いお母さんが一番喜ぶであろうプレゼントを贈る事が多いそうです。

イギリス(イースター・サンデーの2週間前の日曜日)

イギリスでは、日本と同じでカーネーションを贈る人が多いそうです。

カーネーション以外にもバラやライラックなどの花も人気が高いそう。

また、お花と一緒にチョコレートなどの小さなプレゼントを添えて贈る事も多いそうです。

イタリア(5月10日)

マンマの国のイタリアですが、母の日は意外にもあまり盛り上がらないらしいです。

何故なのか、疑問に思われる方もいるかもしれませんね。

イタリア人はとにかくお母さんが大好きらしく、毎日が母の日ぐらいの勢いで母親に感謝の言葉などを贈る習慣があるそうなので、わざわざ日にちを決めて祝う必要があまりないようです。

ちなみに、英語で言う「Oh my God!」(おお、神よ)、イタリアでは「Mamma Mia!」(おお、母よ)になるそうですよ。

今回のまとめ

今回は、『』というテーマで解説してきました。

おさらいすると、母の日のはアメリカの一人の少女アンナ・ジャービスが、偉大な亡き母を偲んで行ったセレモニーがきっかけとなり始まり、世界中に広まっていった様ですね。

母の日にカーネーションを贈る由来も、アンナ・ジャービスの母アンが生前好きだった花がカーネーションだったことから始まった様です。

また、世界各国で祝われている母の日は、国によって日にちやプレゼントする花が違っていたりと、様々でした。

今年の母の日は5月13日です。

筆者も、日頃の感謝をお母さんにしっかり伝えたいと思います。

それでは、本日はココまでとなります。

最後までご覧頂きありがとうございました。

ブログ関連のおすすめ記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました