ネイティブの前だと英語を一生懸命はなすのに、日本人がいると「なんか話し辛いなー」と思ったことはないですか?
今回はこの「日本人の前だと英語が話せなくなる問題」について掘り下げてみたいと思います。
本記事では、
- 「日本人が他の日本人の前で英語が話せなくなる原因」
- 「日本人の英語に対する誤解」
- 「日本人の前でも躊躇なく英語を話せる人になるためのマインド」
について説明しています。
※日本人と括っていますが、全員と言っているわけではなく、表現が面倒なので日本人としているだけです。(だから、「そうじゃない日本人もいるぞゴルァ! (#゚Д゚)」と突っかかってこないでね★)
日本人の前だと英語が話せなくなる理由
日本人の前だと英語が話せなくなる理由。それは、
- 英語が完璧に話せない劣等感
- 発音が悪いから恥ずかしい
- 「細かいミス」を心の中で笑われている気がする
などなど、自分の英語力をさらけだすことで、相手に値踏みされるのが嫌という心理かなと思います。
その結果、聞き役に徹してしまったり、黙り込んでしまったりする人がけっこう目立ちます。
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日本人の英語に対する3つの誤解
「日本人の前だと英語が話せなくなる問題」は、日本人の英語力の低下を招く一因です。
この問題を解決するために、多くの日本人がもつ「英語に対する誤解」を解いていきたいと思います。
私が考える日本人の英語に対する誤解は以下3つ
- 日本語なまりの英語は通じない
- 文法ミスがあると意味が通じない
- 日本人以外が話す英語はネイティブ英語
一つずつカンタンに説明すると、
日本語なまりの英語は通じないという誤解
日本語訛り全然OKです。
ていうか、英語ネイティブでさえ地方によって訛りがあるのに、日本人がネイティブ並の発音で話すほうが不自然です。
英語は世界共通語なので、出身国によって訛りがあるのは当然なので、日本語訛りで大丈夫(๑•̀ㅂ•́)و✧
文法ミスがあると意味が通じないという誤解
文法は大事。でも気にしすぎて話せなくなるのは本末転倒です。
細かい文法ミスで意味が変わってしまう表現もありますが、英語ネイティブだって馬鹿じゃないので、前後の文脈や場の雰囲気で理解してくれます。
たまにすっごいバカもいますが、相手にする必要ないのでOK。
日本人以外が話す英語はネイティブ並という誤解
英語ができない人からすると、フランス人が話す英語も、ブラジル人が話す英語も、インド人が話す英語もネイティブ英語に聞こえるようです。
だから、日本人もネイティブみたく話さなくちゃいけないという誤解。
ちょっと英語が話せるようになるとすぐ分かります。大きな誤解です。
皆すっごい訛りまくりってますし、文法ミスなんて日常茶飯事。
そして、意外と英語が下手だったりします。
でも、すっごい自信満々で喋る。めちゃくちゃな英語で喋りまくってるから、上手に聞こえるだけです。
「今」のあなたの英語力をさらけ出すメリット
上記で説明した通り、日本の英語に対する誤解がとければ、英語に対するハードルが下がると思います。
ハードルが下がれば、日本人同士でも英語力をさらけ出すことが容易くなるのではないでしょうか?
ここでは、あなたが率先して英語力をさらけ出すメリットについて考えてみたいと思います。
私が考える上記のメリットは
- 英語力が伸びる
- 周りを安心させて、積極的に英語を話す雰囲気が作れる
- 上級者に勉強のコツを教えてもらえる
かなと思います。
デメリットは
- 英語力をジャッジされて、マウンティングされる
くらいです。
なぜか日本人の英語にだけ厳しいジャッジを下す人がいますが、そういった人はスルーでOK。
どう考えてもメリットの方が多いので、バンバン自分の英語力をさらけ出して行くべきです。
片言でも、変でも、日本語なまりでも全然問題なし。
なぜなら、さらけ出した分、あなたの英語力は今後グングン伸びていくからです。
仮に「今」は初級レベルでも、それはただの過程。皆、最初は下手くそなので恥ずかしい事はありませんよ( ・ㅂ・)و
メリットについて簡単に説明します。
英語力が伸びる
英語は、悔しい思いをすればする程覚えます。
「英語で説明したいのに出来なかった!」という悔しい感情と結びつくので、定着が早いんですよ。
海外に出ると英語の上達が早いと言われるのは、悔しい思いをする回数が日本にいるときより圧倒的に多いからです。
しかし、英語を話そうとしなければ悔しい思いをすることはありません。
つまり成長がとまります。
バンバン話して、悔しい思いをして、英語力を上げましょう。
あなたの英語力をさらけ出すことで、周りが安心する
「日本人がいると英語が話せない」背景にあるのは「あの人、どの程度英語できるのかな…?」という腹の探り合いです。
日本人は英語コンプレックスが強いので、自分の英語力をさらけ出すのが怖いんですよね。
そんな中、積極的に自分の英語力をさらけ出す日本人がいると、場が和みます。
下手くそな英語をガンガン話す人がいると、他の日本人も安心して英語を話そうとします。
「ヘタでも話して良いんだ」と安心させる役割を自ら買って出ることで、英語を話しやすくする環境を自ら作り上げることができますね。
周りにも良い影響を与えるので、皆から好かれます。
自分より英語が上手い人から英語を教えてもらえる
自分より英語スキルの高い人がいるなら、自らの英語力をさらけ出すことで、自分に足りなスキルや、勉強のコツを教えてもらえるチャンスが多くなります。
英語上級者は、意外と教えたがりが多い印象です。
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細かいミスを指摘してくる人への対処法
細かいミスを指摘してくる人、たまにいますよね。
しかも、なぜか日本人の英語にのみシビア笑
そういった人への対処法ですが、ふつうに距離をとるのが1番です。
物理的に距離がとれないなら
「頭ではわかってるんだけど、口に出すと上手くできないんですよね。(*ノω・*)テヘ」
と受け流しておけばOK。
しつこいようなら「じゃあ、今度じっくり教えてください!家行っていいですか?」と面倒くさい人になってみましょう。
海外でも日本人ばっか意識してると成長がとまります
「日本人の前だと英語が話せなくなる問題」についてあれこれ語ってきました。
結論としては、日本人だからといって特別意識する必要はありません。
日本人を気にしていても得られるものはありません。
それどころか、いつまで経っても英語が上達できないので、損ですね。
人の英語力をジャッジしたい人は、勝手にさせておき、自分はガンガン喋って上達の過程を見せつけてあげましょう。
最後に、英語を話すコツは、「リズム」と「音の変化を捉えること」です。
ここを練習するとグイッと英語力があがりますよ。練習にはアプリが捗ります↓
それでは、今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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