2020年4月4日の「大相撲舞鶴場所」で、土俵で挨拶をしていた多々見良三・舞鶴市長が倒れ、救護をしていた女性に対し「女性は土俵から降りて下さい」と不適切なアナウンスが繰り返された問題を受け、ネット上で波紋を広げています。
参考:【大相撲巡業】舞鶴市長が倒れるも「女性は土俵から下がれ」と指示
また、救護した女性が土俵から降りた後には相撲協会の関係者が土俵に「大量の塩をまいていた」と報じられ、批判はさらに強まっているようです。
こうした中、海外メディアもこの問題に言及する動きが出てきています。
BBCニュースやニューヨーク・タイムズなどでも取り上げられています。
【NYタイムズ】日本の男女平等は他の先進国に比べて低い
今回の騒動を受けて、ニューヨーク・タイムズの記事の中で日本の男女平等について述べられています。
In a country that consistently ranks low among developed countries on gender equality in health, education, the economy and politics, the episode was seen as a metaphor for how women are regarded in Japan.
ざっくりと訳してみると
「先進国の中で、日本は「保健」「教育」「経済」「政治」全ての分野において男女平等が低い水準にある国で、今回のエピソードは、女性が日本でどのように評価されているかを揶揄している」
ニューヨーク・タイムズでは、今回の問題を男女平等という切り口で捉えているようです。
また、日本では大半の女性が結婚をしたら男性の姓を名乗らないといけない事、夫婦別姓や事実婚を認めない事をを例にとりあげています。
もちろん、記事は男女平等が遵守されていないということだけではなく、伝統についても語られています。
ですが、正直この記事を読んだだけで日本の闇を理解できるかと言うとちょっと疑問です。
全文を読みたい方は、こちらから読めます。
参考記事:【大相撲巡業】舞鶴市長が倒れるも「女性は土俵から下がれ」と指示
参考記事:大相撲の土俵が女性禁制な理由とは?明確な答えが見つからない
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